2014年12月14日日曜日

冬の訪れ

工房前の花壇、いつもより2ヶ月遅れの植え替えをしました。

本来ならば、寒くなる前に植えなければなりません。花を摘んで、根を広く張らせると株も増えて行くのですが、すっかり遅くなってしまいました。

去年は、かつてない豊作だったザクロですが、今年は一個だけ…反対に自家受粉しないはずのヒメリンゴに実がつきました。難しいものですね〜
d0152269_1410301.jpg

d0152269_14104255.jpg
d0152269_14105961.jpg
d0152269_14113646.jpg
d0152269_14115519.jpg
d0152269_1412797.jpg

ここ八王子は、気象庁の長期予報とは逆に、寒い冬になりそうです、今年も雪が積もるかな?
 
 
 
 
 

2014年11月15日土曜日

〜酒場探訪紀3〜「シンクロニシティー」

岩手での仕事を終えて新花巻へ、そして釜石線で花巻へ移動、東北本線で一ノ関行きの電車に乗ります。一ノ関で小牛田行きに乗り換えるつもりでしたが約40分の待ち合わせ。まったく始めての町でしたが、途中下車をしてみました。

d0152269_215531.jpg

予想に反してこの街には飲み屋さんがいっぱい、20分近く歩き、散々迷った末に入ったお店が、ここ「酒肴庵 『喜の川』」です。「ひやおろし各種入荷しました」の看板にちょっと引かれました〜
d0152269_2162410.jpg

まずは、「メヌケの煮付け」と岩手のお酒「月ノ輪」の特別純米をいただく事にしました。冷蔵ケースに東北のお酒がいっぱい、お魚メニューも豊富にあります。
つるっと一杯目をやっつけて、次は同じ岩手県陸前高田のお酒「酔仙」純米酒と「イカの塩辛」をお願いしました。
d0152269_2165552.jpg

お店に入った時から一つ気になっている事がありました、席を空けてくれた男性です。60代、中肉中背、黒のジャケットにハ黒いハイネックのセーター、テレ ビで見たまんまの出で立ちです。そう「居酒屋の通人」「ニッポン居酒屋紀行」の太田和彦さんではありませんか!氏の「ニッポン居酒屋放浪記 立志編」は私にとってバイブル的な存在です。いつか日本全国の居酒屋を旅してみたいと思ったものです。


まさかここで会う事ができるとは…それもたまたま降りた東北の町で。これは偶然ではなく必然なのではないでしょうか!この場所でこの時間で出会う確率はどれぐらいあるのでしょうか?

きのう11月5日は、171年に一度の名月、ミラクルムーンだそうです。月が会わせてくれたのかもしれませんね!




PS.声を掛けられずに終わりましたが、お店の方によると年に2.3回みえるそうです。「たぶん次はジャズ喫茶に行ってますよ〜」と教えてくれたのですが、それもストーカーみたいなので泣く泣く断念。一ノ関はジャズ喫茶の街として有名だそうですね、

帰った夜にタモリの新番組「ヨルタモリ」を見ていると、タモリが一ノ関のジャズ喫茶のマスターに扮して登場。また一ノ関とは…今週は、いろんな偶然が重なっている気がします。

出会いとえば、宿泊地、遠野で入った居酒屋の「サンマの刺身」は、今までに食べた事のないぐらい美味しかった。東京で食べるサンマの刺身は脂がしつこく て、生で食べるもんじゃない、と思っていましたが、まさに絶品でした。高級店でもなく普通の居酒屋さん、たしか刺身が380円、焼きが480円とかなり リーズナブル、産地だからでしょうかまさに地産地消ですね〜。

太田さんを知らない人はこちら→をご覧ください。










2014年11月1日土曜日

まめなはなし(八王子編2)

まめは、まめでも甘いお豆のお話です。工房の側、中央線の線路の脇に甘納豆屋さんがあります、お店といっても小さな工場のような感じ。

d0152269_13433319.jpg

豆の種類はわかりませんが、柔らかくて、どちらもしっかり豆の味がしてとても美味しい、甘い物をあまり食べない私にとって、甘さ控えめなのも嬉しいところです。
d0152269_13434949.jpg

「東京 八王子の 隠れた 味」まさに地元の人でもあまり知られていない味です。名物が少ない東京、特に八王子では貴重なお土産品です。ただ賞味期限が短いのが難しい所ですね。
d0152269_13444100.jpg

工房の北側を走っている甲州街道の銀杏並木は、今が紅葉の見頃、15,16日には「八王子いちょう祭り」も開催されます。どうぞお立ち寄りください。
この「甘露納豆 みツ橋」ですが、八王子から西八王子へ電車で向かうと、駅に着くちょっと前に進行方向右側にちらっと看板が見えます。が、道路が狭いのと、午前中で売り切 れちゃうこと多いようですので、お求めの方は電話してからの方がいいと思います。手作りなのであまり量が作れないようです。

2014年10月25日土曜日

〜はちの駅そば巡礼4〜「大阪市営地下鉄千日前線 日本橋駅『ろくつぼや』」

「かすうどん」初めて食べました〜。15年ぶりの大阪でしたが、以前からありましたっけ「かすうどん」?大阪へはかなり頻繁に行っていたので、あったら食べてると思うけどなぁ〜。〆といったら「金龍ラーメン」だったけど。
なんでもホルモン(小腸)を油で揚げた物が乗っているそうです。その手の物(もつ系)は、精神的に苦手なのですが、臭みもまったくなく、青ネギととてもマッチして、美味しかったですね〜

d0152269_10243491.jpg

お店は、「名物はりはりうどん『ろくつぼや』」まぁ確かに6坪ぐらいですかね、「かすうどん」550円でした〜。はりはり鍋は知ってますが?ところで、この「はりはりうどん」ってどんなんでしょ?こんど行く時があったら食べてみようかな。
d0152269_10245131.jpg

この画像見ていて、今はじめて気がつきました、お店の前に停まっている自転車のかごの中をよーく見ると…「ゴミ入れたらシバク!!」って張り紙が。大阪やね〜。




2014年10月24日金曜日

「日本陶芸美術協会選抜展」が始まりました!

会期前日に陳列作業のお手伝いをしに神戸へ行ってきました。まだまだ作業中ではありますが、こちらはその時の様子です。お近くにお住まいの方、どうぞご高覧ご高評ください。

d0152269_10155136.jpg

日本陶芸美術協会選抜展

そごう神戸店本館9階催事場

10月23日(木)〜29日(月)

10:00〜20:00 ※最終日は、午後6時閉場です。


神戸は、震災以降初めて、大阪は15年ぶりとなりました。パチンコ屋と思ったらスーパーでした、大阪パワー健在ですね〜ドンキホーテどころじゃない感じ…。
d0152269_10325469.jpg 
 
 
 
 
 

2014年10月20日月曜日

ただいま絶賛?発売中です!

発売から半年近く経ってしましたが、陶工房No.73「人気作家の凄腕レシピ」で私のオリジナル技法、彩泥象嵌を紹介しています。お求めは、全国書店にて!お値段は1800円+税金です。

d0152269_12504253.jpg

技法の説明はもちろんですが、使っている粘土から焼成方法、普段使用している道具まで、陶芸家の秘密載せちゃいました。




2014年10月19日日曜日

〜酒場探訪2〜『災い転じて明宝ハム』


わけあって東海道本線「大垣駅」を下車することに、改札を出ると外はもう真っ暗です。かつて東京駅を深夜に出発して、翌朝7時に大垣に着く普通列車があり ました。寝台車ではなく、まっすぐな4人掛けの椅子に座ります、車内が暗くなる訳じゃないので本を読みながら外の景色を楽しむことができました。
d0152269_12512115.jpg

そんな大垣駅ですが、降りてみるのは今回が始めて。八王子駅に似た駅舎を出ると駅前には商店街広がっていました。もちろん、こんなに明るくてきれいな通りには目指すお店があろうはずもありません、細い路地と暗い道を探してひたすら歩きます。
d0152269_12513553.jpg

するとありましたありました、いい感じの店が!お店の前には、縄のれんと酒樽が。そしておじさんが乗ってるらしき自転車、店主の趣味をうかがわせる植木、次を期待させる雰囲気が漂っています。大垣市栗屋町『大衆酒場 盛升』
d0152269_1252375.jpg

中に入るとコの字のカウンターにおばちゃん、大衆酒場の定番です。お酒の常温を頼むと出て来たのはこちら「千代菊」、裏面には岐阜県羽島市とあります。「岐阜羽島」の羽島でしょうか?つきだしは、「ポテサラ」掴みはバッチリですね〜あっ、写真撮るの忘れて半分食べちゃた!
d0152269_12522248.jpg

お酒のお替わりと「コロッケ」を注文、つきだしと被りますが、静岡で学んだのは「食べたい時に食べる」ってこと。次のことを考えずにそのとき食べたい物を 食べることにしました。常連の皆さんが頼んでいるだけあって、これは絶品でした。ジャガイモとひき肉の割合、そしてナツメグがほどよく効いていて、昭和の 思い出いっぱいのお味です。
d0152269_12525488.jpg

お酒は、ずっと「千代菊」常温、そしてこれも皆さんが「ハムちょうだい」って頼んでいた「明宝ハム」をお願いすることにしました。地元のハムなんでしょう か?和風のサラミのような、あっさりとそれでいてしっかりとしたお味。始めて食べる味です、また食べたくなる味です。常連さんは「ちょっと炙ってね」って いってたので焼いても美味しいのでしょう!
d0152269_12531086.jpg

お酒3本、つまみ3品で2500円、そして歴史を感じるお店とおばちゃん、楽しそうに話しをする常連の客さんの会話がいい酒の肴となりました。関西のおっちゃん達も結構、いい味出してました。ほんとの酒飲みに悪いやつは、いませんね!いや〜ほんとに、いいお店でした。
帰りの駅へ向かう途中でスーパーに寄ってみると、肉売場に「明宝ハム」コーナーあり、「贈答用箱詰めできます」なんて書いてありました、きっと地元で愛されるハムなのでしょう〜
d0152269_14142953.jpg

Suicaを入れてパスケースがない事に気がついたのは、多治見から名古屋、大垣で乗り換え彦根に行く途中の車内で電話があったから。あわてて「近江長岡」駅で降り、駅員さんに相談したところ、結局大垣駅に取りに戻ることに。
連絡をとってくれた「近江長岡駅」の駅員さん、そして電話をくれた「大垣駅」の駅員さんの親切な対応に感激した私、予定にない途中下車をすることにしました。これがなかったらあの名店を見つけることなかったでしょう、縁というのは不思議なものです。


PS.帰って「明宝ハム」を調べてみると面白い記事が、面白い歴史があるのですね〜

静岡で行った『多可能』、大垣の『盛升』とてもいいお店だったのですが気になる事ひとつだけありました。それは、吉田○のポスターが貼ってあった事!
大衆酒場の伝導師のように雑誌テレビの出ていますが、某「なぎら○壱」が、「あいつ、あんな番組に出てるけど、本当は下戸だからなぁ〜」って言っていたことを、私は決して忘れません。




Korean International Ceramic Biennale 2019

先日最終審査が行われ、私は Korean International Ceramic Biennale 2019 で優秀賞を受賞することができました。 韓国の仁川ワールドセラミックセンター内で開催される国際展示会は、11月29日に始まり、来年5月31日に開催されます。 韓...